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喘息の検査

喘息の診断は、気管支喘息のページでもご紹介しましたように、主にその患者さんのゼーゼーの症状、薬の効き方などで診断していきますが、幼稚園・保育園の年長さん以上になってくると、肺機能の測定(スパイロメーター)ができます。気管支が細くなっていると、吐く息のスピードが遅くなってくるので、実際にそれを数値でみていきます。特に、学童以上の患者さんでは、症状がないときでも実際には肺機能が落ちている場合もありますので、思春期までに肺機能を正常にして大人になっても喘息の症状がでないようにするためにも、実際の肺の機能をみておくことは大変重要です。また、気道の炎症があると吐く息の中の「一酸化窒素」という物質が上がってくることも多いので、その物質を測定する簡単な検査も年長さん以上ではできます。

診断だけではなく、薬に反応するか、治療を行っていてよくなってきているか、ということをきちんと目で確認して管理していくこともとても大切です。

また、お子さんの場合、アレルギー体質がある場合がほとんどで、他にアレルギー性鼻炎などももっていらっしゃることもありますので、血液検査でアレルギーをもっているかどうか検査させていただくことも多いです。

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