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食物アレルギー

*食物アレルギーとは?

日本小児アレルギー学会の「食物アレルギー診療ガイドライン2016」では、「食物によって引き起こされる抗原特異的(ある食べ物に対して)な免疫学的機序を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象」とされています。通常、ヒトは外から入ってくるものに対して、体を守る働き(免疫)を持っていますが、それが食べ物という、本来害のないはずのものに対して過敏に働いてしまうもの、それを「食物アレルギー」といいます。

*食物アレルギーの原因になるもの

その患者さんによって、また年齢によって全くちがってきます。「即時型アレルギー反応」という、食べてだいたいすぐから2時間以内くらいに起こってくる反応(蕁麻疹、発赤、咳、喘鳴、嘔吐、下痢、症状がかさなって強くおこるとアナフィラキシー、といったいろいろな症状があります)が一番問題となりますが、乳幼児期にそのような症状が起こっても、成長してくると、年齢とともになおってくることがほとんどです。

赤ちゃんの間は、腸も未熟で、食べたタンパク質を十分に消化して分解できないこと、腸の内面の免疫も未熟で反応をおさええることができないので、お子さんによっては食物で症状を起こしてしまいます。しかし、からだが成長するとともに消化機能が発達し、免疫力がついてくると、たとえ血液検査で数値がでていても、食べてもアレルギー症状がでなくなることがよくあります。

まだ症状がでてすぐの間はしばらく原因となる食べ物を除去しなければいけないので、お母さんもご家族も大変なご苦労があります。保育園に入る場合にも、除去食を行わなければいけません。しかし、多くの食物アレルギーのお子さんたちは、食べられない時期は1~2年くらいです。一方で、重症の食物アレルギーの患者さんは幼稚園や、小学校にあがるころになっても除去食を続けなければいけなかったり、そば、ピーナッツ、甲殻類など、食品によっては大きくなって症状がでるようになったり、成長しても強いアレルギー症状を起こす場合もあります。その患者さんが、いつから、どのくらい食べられるようになるかは、個人個人によってまったく違います。

その患者さんにとってのアレルゲンが何か、どの程度なら食べられるか、ということを血液検査や皮膚テスト、1歳すぎたら食物経口負荷試験などを行って総合的に判断して治療や検査の計画をその患者さんにあったかたちで立てていきます。より少しでも食べられるように一緒にがんばりましょう。

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